サイドFIREを目指そうと思ったきっかけ
前回の記事では、私の仕事や、労働環境を紹介させてもらいました。

その後、仕事で長時間座りすぎたことが原因で体が痛くてよく眠れず、朝もすっきり起きれなくなり、趣味を楽しむ余裕も無くなってしまいました。
この時、少し鬱状態になっていたのではないかと思います。

ある日、いつものように残業した帰り道、左手の指に痛みが走ったので見てみると、ぷくっと血管が腫れていました。あまりの痛さにその部分をこすると、血管が破れて内出血しました。

エコノミークラス症候群でした。
長時間同じ姿勢で座る事で血管が詰まったり、その詰まりが肺に到達すると胸が痛い、呼吸が苦しいといった症状が出るそうです。
まさか仕事をしていて、エコノミークラス症候群になるとは・・・

この一件があり、このままの働き方は続けられないと思いました。
こんな働き方をしている間に血栓ができて脳に詰まって死んでしまったら、なんてつまらない人生なんでしょうか。。

別の働き方を模索していた時、立ち寄った本屋で「１人起業」や「副業」に関する本と同じ棚に「FIRE」の本が並んでいました。

月収19.5万しかない人間が投資で得た利益のみで暮らすなんて非現実的だと思い、その場で本は買いませんでした。

家に帰ってから冷やかし程度にネットで調べてみると、やはりFIREをするためには資産が8千～1億円ほど必要で現実的に厳しいものの、どうやら私のような安月給でもサイドFIREという形であれば目指せるようです。

サイドFIREは、すべての生活資金を投資によって得た利益で賄えるわけではないため、
達成前も達成後も仕事自体は続ける必要があります。

しかし達成後には、例えば週３日だけ働くなど、仕事の負荷を下げることができます。
週5日働かないと生きていけない状態と、週3日の労働でも生きていけるのとでは、大きな違いです。

私は50歳でサイドFIREするという目標を立てました。